Works

制作年
2014年
クライアント
株式会社医学書院
スタッフ
統括 / 技術
瀬尾拡史
アートディレクション
馬場隆之
リードデザイン
菊池秀一
サイアメント
Integral Vision Graphics
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タンパク質立体構造の可視化

   

医学書院「臨床検査」2014年表紙

12種類、共通のテーマで毎月異なる「臨床検査」に関係した題材が何か無いか、と言うところから始まり、それならば臨床検査でよく使われる検査項目のタンパク質の立体構造を見せたら面白いのではないかと提案し、採択された。

AST, CRPなど、医療関係者であれば当たり前に見慣れている検査項目であるが、ではそれらの立体構造は?と言われると(そもそも構造を知っている必要も無いのだが…)、そこまで知っている人は滅多にいないだろうと言う感覚に基づいたアイディアである。

表紙では、タンパク質の立体構造データを、学術系の書籍では絶対に行わないであろうダイナミックな配置を用い、1月号~12月号までを6冊ずつ横2列に並べると背景が全て連続し、1枚の大きな「生命の森」になるような工夫を施した。