Works

制作年
2013年
クライアント
株式会社博報堂
スタッフ
統括
瀬尾拡史
CGディレクション
中西信棋
リードデザイン
村上公敏
メインプログラミング
高橋賢治
デザイン
菊池秀一
サイアメント
Integral Vision Graphics
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COPD啓発プロジェクト CM用CG

   

2013年度「COPD啓発プロジェクト」CMとして全国放送

COPDは日本での死亡原因の第9位、世界では死亡原因の第4位を占める極めて重要な肺の疾患だが、日本では「COPD」と言う名前すらほとんど知られていないのが現状である。
COPD啓発プロジェクトは2012年から日本COPD対策推進会議により始まった、COPDの認知率を少しでも上げるためのプロジェクトであり、講演やシンポジウムに加え、ポスターやCMによる啓発も進められており、本CG映像は30秒CM中に登場するCOPDの病態を説明するためのものである。

僅か約4秒と言う限られた尺の中で、COPDの特徴である「末梢気道病変」と「気腫性病変」の2つを盛り込む案を提案し、CG映像として完成させた。

「肺胞壁の破壊」も盛り込みたいと言う専門家からの意見もあり、制作側としてはCOPDにおいて肺胞壁の破壊が極めて重要であることはもちろん認識していたが、あまりにも短すぎる尺の中に、一般の方に馴染みの無い「肺胞」を説明した上で、その破壊の説明をすることは不可能と判断し、「気腫性病変」の表現が間接的には肺胞壁の破壊も含んでいる、と言う説明により納得して頂いた。

専門家の意見を最大限に尊重しつつもコンテンツ制作上の制約を考慮し、また、病態に対する深い理解が無ければ着地点を見出すのが難しい案件であり、サイエンスCGプロデュースの腕の見せ所であった。

参考:
COPD啓発プロジェクト公式ウェブサイト
http://www.asahi.com/ad/copd/