「世界一受けたい授業」の取材が雑過ぎた件

7/25(土) 19:00~の日本テレビ系列「世界一受けたい授業」で一瞬だけ自分が紹介されたのですが、今回は取材や制作過程があまりにも雑過ぎてがっかりでした

現役東大生・京大生が尊敬する先輩BEST20」と言う企画で、なんと自分が東大側で18位にランクインしている、と言うことで制作会社さんから連絡を頂きました。
ちなみに今日の放送を見たら、三島由紀夫が20位、ユーグレナの出雲社長が19位で、
三島由紀夫とユーグレナの出雲社長より上wwwwwwwwwwww
と、自分でも吹いてしまいましたw

が、自分の紹介は、名前と肩書きがナレーションで流れたのと、その数秒間自分の顔写真が流れたのみで、あとは全てカット

いや、それ自体は何の問題も無いのです番組の尺・編集の都合上、大幅カットと言うのは良くある話

では私は何を問題に思っているのか。

制作会社さんから、「番組用に顔写真に加えて、これまでのCGを使いたい」との連絡があったので、顔写真と、CG作品を30秒でまとめた短い映像をサンプルとしてお送りしました。

その際に、
顔写真については版権処理を済ませているので自由に使っていただいて構わない
・一方、CG映像は、使用するのであれば著作権表示が必須で、一部は私のところ以外にも申請が必要なものがある
ことをメールで伝えておきました。

…が、その後からが問題で、次に連絡を頂いたときに言われたのが、

先日、収録が終わったのですが、スタッフが誤って、頂いた映像データを消してしまいまして、もう一度お送り頂けませんでしょうか。来週にでも映像の申請をさせて頂きたいと思います。

とのことで、あり得ないですよね

誤って映像データを消した、と言うのは、もちろん良くないことですが、まぁたまにこんなミスをすることもあるでしょうし許せる範囲内です。

問題は、

連絡を頂いたときには、著作権表示も申請もせずに勝手に収録に使い、既に収録が終了していた

と言う点。

メディアに携わる人たちがそんなこともわからないのか、と。
芸能人や観覧席の方々がいる中で、カメラを回して収録するのであれば、地上波で放送されるかどうかにかかわらず、著作権表示も申請も当然必要です。当たり前です。「番組制作での利用」なので、「利用許諾」を得なければいけないのは当然です

「先に収録して、放送に乗る部分だけ申請すれば良いだろ」

とか思ったんでしょうねぇ、きっと。雑過ぎます。

と、言うことを、制作会社さんからの連絡を受けて抗議した結果、映像は全カットされました。
いやもちろんそこに因果関係があるのかどうかはわかりませんし、制作会社さん側からは「スタジオでの授業が盛り上がったこともあって、紹介の尺が短くなりました。」と言う連絡があったわけですが、本当にそうなんですかねぇ、と疑われても文句言えないと思いますよ。

もともとは15秒程度の紹介尺の予定と言われていたのですが、僕のところは本当に名前と肩書きが読み上げられただけでした。
2時間番組で15秒とか、流石に調整出来るだろそれくらい、と思いますけどね。

15秒尺での紹介文案も送られてきて、結構時間かけて、知り合いにもアイディア貰ったりしながら修正したんですけどね。それも全カット。

あと、さっきオンエア見てたんですが、僕の年齢、間違って流れていました

色々雑過ぎます

番組制作屋さんは、特に地上波放送の場合、それがどんなに短い尺であったとしてもとんでもなく大きな影響力を持つことがわかっているのでしょうか?

今回は雑過ぎてとても残念でした。

同じ日本テレビ系列だと、新しいところでは「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」と「NEWS ZERO」に取材して頂いたことがありましたが、どちらもとても丁寧でした。特に「笑ってコラえて!」は、「バラエティー班って実はこんなに丁寧に取材して、構成を組み立てるのか!」と、感激したことを覚えています。もちろんこの2番組も、取材されて応えたり、カメラの前で色々やってもカットされた部分は当然ありましたが、テレビと言うのはそう言うものだと一応は理解しているつもりですし、そこには何の不満もありません。

今回も、全部ちゃんとした手続きを踏んでいてカットされたのであれば何も思わなかったはず。
とにかく今回は残念でした。


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