テレビ制作に感じたこと

 昨日は仕事が終わってから夜に麹町の日本テレビに行ってきました。
 
 実は、所ジョージさんでお馴染みの日本テレビ「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の9/19 (水)放送予定の3時間スペシャルで特集して頂けることになっておりまして、そのスタジオ収録にお邪魔させて頂きました。
 きっかけは、これがまた結構さかのぼり、今年3月に佐賀での国際シンポジウムをやったまさにその日の夜に日本テレビの方と電話のやりとりをし、翌日に急遽飛行機の予定を早めて東京に帰宅してその日の夜に最初の取材を受けたのでした。
 4月上旬のスペシャルで放送したいとのことで、かなり突貫工事的な取材で非常に心配だったのですが、案の定というか何というか、せっかく佐賀観光をキャンセルして東京に帰ってきたのに取材を受けた数日後には放送延期が決定。
 が、しかしこれが逆に良い結果に繋がりました。
 僕は学生時代からこれまで何度かテレビ取材を受けてきました。もの凄く経験数が多いわけではないのですが、それなりに多くのディレクターの方々にお会いしてきました。
 その中で感じてきたのは、ディレクターとやりとりをすれば、取材を受ける側(今回の例では私)をきちんとインタビューする気持ちがあるのか、それともディレクターの頭の中で最初から出来上がったシナリオに取材を受ける側を合わせようとするのかがすぐにわかると言うこと。
 私が学生時代に非常にお世話になった番組ディレクターの方に以前こんなことを言われました。
 「本当に優秀なディレクターの場合、最初に会うときにはカメラは持って行かずにまずは話を聞く。そして、聞いた話を持ち帰ってその人の人物像などを考えて初めて大雑把な筋書き、シナリオを作り、2回目以降の取材で初めてカメラ取材を行う。」
 これは本当にその通りで、制作時間がほとんど無い中で最初からディレクターの中でシナリオが決まってしまっている場合、ディレクターが思い描いているコメントを僕ら取材を受ける側が言うまでひたすら手を代え品を代え質問し続け、話のほんの一部だけを都合良く切り出して継ぎ接ぎして放送してしまう、ということが結構あったりするのです。
 「そんな意図全くないんですが…」とか、「前後の文脈がないと完全に誤解されてしまうと思うのですが…」とか、放送を見てそう感じることも時にはあるのです。
 今回、「笑ってコラえて」という王道のバラエティー番組と言うこともあり、正直な話、最初は「どうせゲストたちがコメントしやすいように適当に切り貼りして、笑いを取れるように色々編集されて放送されるんだろうなー。」と思っていました。
 バラエティー番組、ということでやや馬鹿にしていた部分も正直ありました。
 ですが、実際にやりとりをしてみると全くそんなことはなく、非常に丁寧に取材を重ねて下さり、細かいことも一つ一つ丁寧に確認の上で、本当に素晴らしいVTRを作って下さいました。
 当初の自分の考えを、とても申し訳なく、また、とても恥ずかしく思っています。
 番組改編期の関係で放送が9月までずれこんでしまったのですが、その間合計3, 4回はカメラ取材が入り、それ以外にも資料やデータのやりとりでスタッフの方がわざわざ家まで来て下さったりと、今までにないほど本当に丁寧に取材して下さいました。
 昨日、スタジオ収録で初めてVTRを見たのですが、短い時間の中でとても良くまとまっており、この先の自分のPR映像として使いたいくらいでした。笑。
 「東大総長賞」特集で、僕の他に2人、合計3人がピックアップされています。放送までにさらに編集が入るので、実際に放送されるVTRはさらに短くなると思いますが、収録の時点では僕の映像は9分でした。他の2人はそれぞれ15分と20分くらい…って、あれ、やや少ないw
 放送では芸能人の方々からのコメントも結構カットされてしまうと思い、それもあってスタジオまで伺ったのですが、僕個人に対するコメントは残念ながら0。まぁ残る2人のテーマがだいぶ分かり易く、いきなりサイエンスCGと言われてもコメントしづらいのは良くわかるので納得。
 放送されるかわかりませんが、一瞬ですがSCIEMENTの紹介もして下さっていて、感謝感激でした。
 自分はCG映像制作ですが、これでも一応映像屋さんなので、スタジオの作りとか、どうやって編集されるのか、と言ったことに興味津々で、スタジオ内のカメラの数や照明の当て方などにまず興味が行き、ゲストの方々の話の内容をテロップで入れられるように、ちゃんと画面の下を空けるように撮影していることに感心し、ディレクターの方にお願いして編集室を見せて頂いたりしたのですが、「(芸能人にほとんど興味を示さずに撮影方法や編集方法にひたすら興味津々な)こんなお客さん、瀬尾さんだけだと思います。」と言われてしまいました。笑。
 あとスタジオ収録を見学してわかったとは、バラエティー番組でよく見られる女の子が笑っている声は、後から付け足しているのではなく本当にその場で笑っていたと言うこと。これは個人的には結構びっくりでした。
 VTRの中に短時間の再現VTRがあるのですが、僕を演じている役者さんが僕そっくりで驚きました。僕の髪型に合うようにわざわざカツラを取り寄せたとかw
 9/19 (水)の日本テレビ系列「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」3時間スペシャル、まだ3時間の中のどこで放送されるのか直前までわからないのですが、お時間ございましたらぜひご覧下さい!


カテゴリー: 3DCG パーマリンク

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